コード検索などによく使われるのがPOPUPによる
検索ですがAutoWebならPOPUPウィンドウのために
POPUP用のプログラムを開発する必要もありません。
■コード検索POPUPウィンドウ
■POPUPウィンドウDDSソース
A JHCODE R B 9 7REFFLD(SHOHINR/SHCODE QTRFIL/SHOHIN) A TEXT('*POPUP SHCODE,SHNAME,SHTANK') A 66 DSPATR(PC) A 66 DSPATR(RI) A SHNAME R O 9 18REFFLD(SHOHINR/SHNAME QTRFIL/SHOHIN) : : A JUTANK R 7Y 0B 9 55REFFLD(SHOHINR/SHTANK QTRFIL/SHOHIN)
[解説]
POPUPウインドウを作成する記述も簡単です。
POPUPの値を入れるフィールドおよびPOPUP選択の結果として書き込むフィールドは
すべて参照フィールド(=REFFLD)として定義してください。
例えば受注入力を行う受注商品コードは参照するファイルは商品マスター(=QTRFIL/SHOHIN)ですので
REFFLD(SHOHINR/SHCODE QTRFIL/SHOHIN)
として定義します。
POPUP検索によって書き込むフィールドも参照フィールドとして
REFFLD(SHOHINR/SHNAME QTRFIL/SHOHIN) (=商品名) REFFLD(SHOHINR/SHTANK QTRFIL/SHOHIN) (=単価)
として記述しておきます。
POPUP検索する受注商品コードにはテキストとして
TEXT('*POPUP SHCODE,SHNAME,SHTANK')
と記述します。これは*POPUPによってPOPUPであり検索結果を
SHCODE, SHNAME, SHTANK を参照しているフィールドに貼り付けることを
意味します。
■ワイルド・カード検索もOK
POPUPによる検索は入力欄の虫メガネのアイコンが表示されますので
それを押すとPOPUPウィンドウが表示されますが
単なるすべてレコードのの検索ではなく
NV* —-> 文字「NV」かに始まるものをすべて検索
%CH% —> 文字「CH」を含むレコードだけを検索
のようにQUERY/400で使うようなワイルド・カード検索も行うことができます。
■もちろんドラッグ&ドロップも可能です
他社製品aXesなどではPOPUPウスンドウは張り付いたままで動かすことはできませんが
AutoWebではここで生成したPOPUPウィンドウだけでなくDDSでWINDOWキー・ワードで
記述されたPOPUPウィンドウはすべて自由のドラッグ&ドロッブで自由に動作させることができます。
またここで生成したPOPUPウィンドウは自由に大きさも変えることができます。
■まとめ
たった一行のTEXT文だけでPOPUPウィンドウを作れるのですから
AutoWebがいかに簡単であるかおわかりでしょう。
AutoWebは実行時にDSPFオブジェクトの内部を参照していますので
実行時にはDDSソースの存在は必要ありません。
AutoWebで開発すれば面倒なPOPUPウィンドウの開発も必要なくなります。