AutoWebのモバイル表示のデモを技術ショート・セミナーで行いましたが
iPadでもiPhoneでもIBM iの5250画面を表示することができるだでなく
モバイル端末を縦にしても横方向にしても違和感なく
自然に画面いっぱいに表示されるのはなぜでしょう?
これはAutoWebのダイナミック・レイアウトという技術があるからです。
AutoWebを初めてリリースする前に最も研究を重ねたのが
このダイナミック・レイアウトという技術です。
当時既にPC端末でも横長のディスプレイが発売し始めていました。
社内にもいろいろなサイズのディスプレイ端末が既にあったのです。
ダイナミック・レイアウトという技術は画面の縦横のサイズに応じて
表示する画面のフォント・サイズを動的に決定する技術のことです。
AutoWebではこの機能は発売前に一年かけて開発致しました。
これがモバイルにも生きています。
小さな画面でも大きな画面でもフォント・サイズが自動的に調整されて
画面いっぱいに拡大されて表示されます。
これに対して例えばIBM ACS(=Access Client Solutions)を見てみてください。
横長のディスプレイで表示しても両端はブランクで何も表示されることはありません。
恐らくこれでは小さなモバイルに表示しようと思うと逆に画面をはみ出してしまって
一部しか表示されなくなってしまいます。
従ってこのような表示ではモバイルでは正しく表示されなくなってしまいます。
これは他の他社製品でも同じことが起きます。
このように地味な基礎技術ですがダイナミック・レイアウトという技術が
あってこそAutoWebはモバイルでも接続するだけでモバイル端末として
活動することができるのです。
よくモバイルの開発が簡単ですという触れ込みの海外輸入製品がありますが
開発が不要なAutoWebのほうが簡単なのは言うまでもありません。
簡単より無いほうが優れているのは言うまでもありません。
「開発が必要ない」というのはこれ以上に簡単な゜ことはないのです。
開発しなくてもすべての画面をモバイル表示できるのですから。
その他にもAutoWebはモバイル用に数多くの海外製品にはない機能を備えています。
別の機会にまたくわしくご紹介致します。