LINE BOTを開発中の㈱オフィスクアトロでは
この度、RPG/COBOLで出口プログラムを開発して
LINEユーザーの会話ができるようになりました。
これはどういうことかというとお客さまが
社内事情に合わせたプログラムをRPGやCOBOLで
開発してLINEインターフェースの適用業務を
開発することができるということです。
基本はILE-RPGまたはCOBOLですが
RPG III やCLPでも可能です。
構造はとても簡単でRPGで言えば
*ENTRYパラメータでLINEからの要求を受取って
データ・ベースなどを調べたらその結果をまた
*ENTRYパラメータで返すというものです。
RPGやCOBOLでLINEユーザーと会話ができますので
社内の事情にあわせていろいろなアプリケーションを
開発することができます。
ソフトウェア会社が自社のパッケージを
LINEで操作できます、というのもアリです。
休日でもデパートの店員があなたの会社の
在庫問合せや注文もLINEで入力することが
できるようなになります。
あなたの会社の営業力は一挙に向上することでしょう。
このLINE BOTの技術は内部では
JSON や XML-INTOなどの最新技術を駆使していますが
驚くことにLINE BOTは C言語ではなく
わずか3000ステップくらいのILE-RPG言語で構成されています。
ただし通信技術やXML解析技術がベースになっていますので
単純な一般的なRPGではありません。
LINEとの会話の内容はJSON型式(=XMLの一種)で行われますので
JSONをILE-RPGのXML-INTO命令でデータ・ストラクチャーに
内部で変換して処理しています。
IBM iではXML-INTOという命令でJSON形式のXMLをDSフォーマットに
変換できるということになっているのですが
これは米国IBMの見落としで日本語環境(CCSID=5026, 5035または1399)では
一切動作しません。
しかし日本IBMのSEはマニュアルをそのまま丸写しで
XML-INTOはこのようにして使えますと記事を投稿したりしていますが
これは全くの誤りです。
だから動きましたという投稿記事は全くののデタラメです。
もちろん回避方法と解決案はこのサイトでも紹介しています。
このようにしてLINE BOTは最新の技術の粋を集めて
開発されたものです。
海外製品の技術レベルでは無理だと思います。
私たちは5250ハンドラーで24*80の画面サイズの制約を
破って以来、新しい技術によってお客さまの
競争力の向上に貢献しています。
LINE BOTの概要は近日中に弊社サイトでの公開を
予定しています。
また詳細な説明は第34回技術ショート・セミナーでの
発表を予定していますのでどうぞご参加ください。
(セミナー申し込みは7月11日(月)からの予定です)
LINE を会社で使えたら?と会社で提案してみてください。
きっと多くの賛同が得られるはずです。
LINE BOTはあなたの会社のSNSパワーに大きく貢献できるものと
信じています。