C/400は、ASCI-C準拠であるので IBMマニュアル以外にも
一般書籍で学習することができる。
また最近では、ようやく執筆者も VC++やC# に精通してきているようであるが、
少し前までは VC++と題打ちながら著者は C言語につか精通しておらず、
中身はC や C++ にしか記述されていなかったものが多かった。
C言語ブログラミング (小島隆一訳 株式会社プレンティスホール出版)
C言語の基本的な使用方法についてひととおりの解説があり、
例も豊富であるので実践に役に立つ。
ただし印刷フォントがかなり見ずらいのが難点である。
マルチスレッド・プログラミング入門 (岩本信一訳 アスキー出版局)
C言語によるマルチスレッドの実際手法について書かれている唯一の書籍
と言っても良いかも知れない。
マルチスレッドを学習するには最適であると同時に他人には教えたくないほど
貴重な書籍であると言える。
Inside Visual C++ (アスキー出版局)
Microsoft MSDN にも同梱されているあまりにも有名すぎる書籍である。
筆者は最初、この本を手にしたとき果たして理解できるのだろうか
という不安があったが、後年、入門書であることに気がついた。
しかし VC++を学習するにあたり名著でありInsideモノの走りである。
「Inside AS400」などもこの書籍の名前に由来していると思われる。
VC++の基礎学習にはこれ以上の書籍は今後も現れないであろう。
Visual C++ MFC4プログラミング (翔泳社)
Microsoft社のスタッフが書き下ろした MFC内部の処理とテクニックを
詳細に紹介されている書籍であり、最近では入手が困難かも知れないが
書店で見つければ購入をお勧めする。
Inside Visual C++の次に読むべき書籍であるが、ぶ厚いために時間がかかる
かも知れない。
VC++ によるWin32プログラミング (技術評論社)
VC++ での実践的なプログラミング・テクニックを要領よくまとめてあり
ソースも簡潔で優れている。
解説も誰にでもわかりやすく書かれており今すぐ役に立つ貴重な書籍である。
値段も安くかなりのベスト・セラーになっているはずである。
Windows95 API パワフルテクニック大全集 (インプレス)
いつのまにかこの「パワフルテクニック」シリーズが書店から姿を消してしまったが
手元にあるこの書籍はお金を積まれても他人に譲ることはないであろう。
今でも十分、役に立つテクニック集である。