対話型デバッグ (STRDBG) を実行するときに
「F10=ステップ」でステップ・バイ・ステップで進めていくことになるが
デバッグの途中で READ や CHAIN 命令にさしかかるとファイル仕様書(F)で
入力フィールドの個数の分だけ繰返し停止を強いられる。
これは急いでデバッグしたいときには、うっとおしいことであり、
無駄な F10 キー操作を繰り返す必要が出てくる。
そこでデバッグのときに入出力域に停止することを回避する方法を紹介する。
CRTRPGMOD や CRTBNDRPG などのコンパイラーの実行での
コンパイラー・オプション (OPTION) パラメータにおいて
*NODEBUGIO
を指定してコンパイルすると対話型デバッグのときに
入出力域で停止することがなくなる。