QCMD が意外と知られていないのでここで紹介する。
次はお馴染みの GO MAIN の画面である。
ここでコマンドを入力して実行することはできるが、
コマンド行は一行しか表示されないので
実行したコマンド行は後ろへ消えてしまう。
もちろん 「 F9 = コマンド の複写」を実行すれば
以前実行したコマンドを検索することができるのだが、
いくつ前に実行したか記憶力に頼るしかない。
それよりもここでまず
CALL QCMD + [実行]
すると次のような全画面モードのコマンド入力画面が
表示される。
ここで CPYF や CRTRPGPGM 等実行してもすべて
全画面モードで次のように表示されるので
カーソルをコピーしたい行に合せて F9 キーを
押せば簡単にその行をコピーすることができる。
コマンド入力 S652DAEC 要求レベル : 4 前のコマンドおよびメッセージ : > CRTCLPGM PGM(SPOOLWTR/CRTDEVMBLC) SRCFILE(R540SRC/QCLSRC) ALWRTVSRC(*NO) AUT(*ALL) プログラム CRTDEVMBLC がライブラリー SPOOLWTR に作成された。 > d u > go server > SCNSRC SRCFILE(QCLSRC) STRING(*STATUS) OUTPUT(*) ライブラリー R610SRC が見つかりません。 > CPYSRCF FROMFILE(DDM610/QCLSRC) TOFILE(R540SRC/QCLSRC) FROMMBR(ENDHTPSVRC ) メンバー ENDHTPSVRC から 321 個のレコードがコピーされた。 > CPYSRCF FROMFILE(DDM610/QCLSRC) TOFILE(R540SRC/QCLSRC) FROMMBR(ENDENTSVRC ) 続く ... コマンドを入力して,実行キーを押してください。
以前に GO MAIN の画面で一生懸命 F9 キーを押して以前は実行したコマンドを
探している人を見て少し驚いたが QCMD を知っていれば
そのような苦労をしなくても済む。
弊社での開発はすべて QCMD をベースで行っている。