多くの経験豊かな IBM i 開発者は既にご存知であろうが
入門者の人に知って欲しいテクニックをこのシリーズで紹介する。
まず最初に SEU の使用方法であるが
5250 エミュレータで SEU を使用するには 24*80 *DS3 モードではなく
27*132 *DS4 モードで開発する。
理由は横幅が大きく見やすいという理由ではない。
0120.00 C END CF04 070809 0121.00 C* 070809 0122.00 C*( CF12 )- 前画面 070809 0123.00 C *IN12 IFEQ *ON CF12 070809 0124.00 C SETOFF 12 070809 0125.00 C EXSR SFLDLT 070809 0126.00 C EXSR CLEAR 070809 0127.00 C GOTO START 070809 0128.00 C END CF12 070809 0129.00 C* | 070809 0130.00 C*( ROLL UP )- 次ページ 070809 0131.00 C *IN14 IFEQ *ON ROLLUP 070809 0132.00 C EXSR ROLLUP 070809 0133.00 C GOTO DSPLY 070809 0134.00 C END ROLLUP 070809 0135.00 C*-( ROLL DOWN )- 前ページ 070809 0136.00 C *IN15 IFEQ *ON ROLLDOWN 070809 0137.00 C Z-ADD 1 DSPREC 070809 0138.00 C SETON 6299 ERRMSG 070809 0139.00 C GOTO DSPLY 070809 0140.00 C END ROLLDOWN 070809 0141.00 C* | 070809 0142.00 C TOPRRN IFNE *ZEROS 070809 0143.00 C Z-ADD TOPRRN DSPREC 070809
0189.00 C MOVE MIB005 TKNAME 0190.00 C MOVE MIB006 JUSHOR 0191.00 C MOVE MIB006 JSNAME 0192.00 C N23 EXSR MIDCHK 0193.00 C* | 0194.00 C*---------------------+ 0195.00 C* 入力明細行のチエック 0196.00 C*---------------------+ 0197.00 C MOVEL GYO FLD1 1 0198.00 C FLD1 IFNE 'D' 0199.00 C *IN23 ANDNE '1' 0200.00 C MOVE RRN1 DSPREC 4 0 0201.00 C EXSR CHECK 0202.00 C 99 GOTO SFLWRT 0203.00 C END 0204.00 C* | 0205.00 C*---------------------+ 0206.00 C* データ・ベース更新 0207.00 C*---------------------+ 0208.00 C* | 0209.00 C *IN10 IFEQ *ON
これでおわかりかも知れないが横 80 桁では右方向にあるコメントが見えない。
何より見えないのがソースの変更日である。
これは非常に重要であり SEU で編集するときに、このステートメントは
xx 年 xx 月 xx 日に修正されたものであることが 132 桁表示であれば
ひとめで把握することができる。
もちろん 80 桁でも F20 キーを押せば横方向にスライドさせて見ることも
できるが、一目でわかるのとスライドさせなければ確認できないのとでは
大きな違いとなり厳しくチェックするには 132 桁表示のほうが
はるかに優っていることがおわかりであろう。
わずかな違いに思えるが 132 桁の表示に慣れれば 80桁での
編集には非常に不便さを感じることになる。
SEU で編集して開発するにはまず 132 桁表示を使うことから始めよう。