SEU を使用していると SEU ではエラーとなっているが
エラーを無視して強制的に保存させたい場合がある。
例えば RPG では Ver6.1 から RPG ハンドラーという
機能が追加されて DSPF の入出力をハンドラーというプログラムに
渡すことができる。
0001.00 H DFTNAME(PGM116) DATEDIT(*YMD/) 0002.00 F********** 気象データ・ランキング ******************************* 0003.00 FPGM116FM CF E WORKSTN 0004.00 F EXTFILE('QTROBJ/PGM116FM') 0005.00 F HANDLER(HANDLER:HPARM) <--------( RPGハンドラー) 0006.00 F SFILE(SFREC01:RRN1) 0007.00 F INFDS(INFDS) 0008.00 FJAPANL01 IF E K DISK 0009.00 F*****************************************************************
例えば上記のように「 5250ハンドラー 」を組み込むことによって
RPG の 24 * 80 の制約から解放されて DSPF には自由にどのような桁位置でも
記述することができるようになった。
( ※ 5250ハンドラーは AutoWeb の追加オプション )
ところが IBM による SEU の修正が間に合わなかったのか
RPG ハンドラー ( HANDLER )を上記のように記述すると
キーワードは認識されない。キーワードは無視されます。
のエラーが SEU の画面の最下部に表示されてしまう。
IBM もこのエラーが出ることは承知していてエラーは無視して保存するようにと
アナウンスしている。
そこで F3 キーを押して
終了 選択項目を入力して,実行キーを押 してください。 メンバーの変更/作成 . . . . . . . Y Y=YES, N=NO <---------( Yのままで終了) メンバー . . . . . . . . . . . . PGM116 名前,リストは F4gー ファイル . . . . . . . . . . . . QRPGLESRC 名前,リストは F4gー ライブラリー . . . . . . . . . QTRSRC 名前 テキスト . . . . . . . . . . . . 気象データ・ランキング メンバーの番号付け直し . . . . . Y Y=YES, N=NO 開始 . . . . . . . . . . . . . 0001.00 0000.01-9999.99 増分 . . . . . . . . . . . . . 01.00 00.01-99.99 メンバーの印刷 . . . . . . . . . . N Y=YES, N=NO 編集に戻る . . . . . . . . . . . . N Y=YES, N=NO <---------( Yを Nに変更する) メンバー・リストの表示 . . . . . . N Y=YES, N=NO F3= 終了 F4=プロンプト F5= 最新 表示 F12= 取り消し F18=DBCS メンバーに構文エラーがある。
画面の最下部には「メンバーに構文エラーがある。」とのエラーが表示されるが
「メンバーの変更/作成」を Y のままにして
「編集に戻る」を Y から N に変更して実行キーを押すと
強制保存を行うことができる。