深夜無人不介入ジョブをバッチ・ジョブで投入する。
しかし MSGW
(メッセージ待ち) などで停止させたくはない。
このようなときにはどのようにすればよいのだろうか ?
投入するバッチ・ジョブの CLP の先頭あたりで
CHGJOB INQMSGRPY(*DFT)
を指定して投入すればよい。
MSGW になるメッセージとは照会メッセージである。
INQMSGRPY(*DFT)
とは照会メッセージに対する応答を省略時の値で応答する、
という指示である。
メッセージ・ファイル(QCPFMSG 他)に照会メッセージの応答は大抵、登録されている。
多くの場合は C (キャンセル) であるが、とにかく停止だけは避けることはできる。
Spoolライター Ver5.0 のサーバーの子プロセスでは、これを
SYSTEM("CHGJOB CCSID(65535) INQMSGRPY(*DFT)");
のようにして行っている。サーバー側でもし何らかの障害が発生してサーバーが
MSGW
の状態になってしまったら PCクライアント側では無反応の状態となってしまい
あたかもフリーズであるとユーザーに勘違いされてしまう。
こういう状態も製品では避けなければならないので、省略時応答として MSGW
の発生を抑制している。