実行環境

70. System i と Windows PC の外字の互換性

68. System i の外字テーブル」と「69. Windows PC の外字エディタ」で基本的な
System i での外字の扱いと WinPC との扱いについて理解してもらえたと思う。
Web全盛の今日にあっては Web化したりC/Sソリューションを動作させるにしても
外字の問題は避けることはできない。

外字をどう扱うかにしても

という要望が挙がってくるのは当然である。
ところが

System i 24x24 ドット または 32x32 ドットの漢字
Windows PC64x64 ドットの漢字

の問題もある。
現状のダウンロードは次のような方法でダウンロードする方法が普及している。

外字データのダウンロード方法

という長くて面倒な作業を強いられることになる。
( この操作の詳細はこのサイトの「6.外字をダウンロードするには?」を参照 )

特に「STRFMA(フォント管理援助機能)」は 約25年前のダム端末のためのソフトウェアであり、
しかも最近ではもう使用されことの少ない Personal Communications (通称 PCOMM ) を
必要とする。
最近の要望では WinPC の外字を逆に System i へアップロードしたいという声も聞くが
これは上記の方法ではできない。
個人がフリーウェアで外字のアップロード・ツールをひととき公開していたが、
どういう理由か不明であるが現在では閉ざされていてアップロードの機能は System i ユーザーには
不可能になってしまっている。

潟Iフィスクアトロでは STRFMA を使わない外字のダウンロードおよびアップロード機能を
現在、開発中である。しかもこれらの機能は Spoolライターの試供版 で無償で利用することが
できるように予定している。