IBM Watson はどのような分野での応用があるかは
ある程度、理解できたと思うが それでは気になるのは
Watson を実際にどのようにして利用するのか? と
その使用料金はいかほどかということである。
IBM はやたら無料、無料と強調しているが実際に使用すると
高額な使用料金になるのではないかと危惧する方も多いと思う。
まず Watson の利用方法であるが、
Watson とは IBM が提供している Cloud サービスのひとつが
Watson である。
IBM が提供している Cloud サービスは Bluemix という名前であり
単なるディスク貸しに始まって様々なサービスがある。
Watson を利用するにはまずメンバー登録が必要であり
最初にメンバー登録( 無料 )すれば 30 日間無料で Watson を
使用することができる。
しかし Watson を利用しない非活動期間が 30 日を超えると
契約は自動解除となってしまう。
さらに例えばディスカバリーというサービスで
データを月に 2000 件までの入力であれば無料であるが
2000 件を超えると有料となり料金が発生するが
大した料金ではなかったはずだ。
メンバーの登録は、メンバー名とパスワードだけの簡単なものだ。
ただし利用するサイトはすべて英文である。
次に Watson のためのメンバー登録を紹介する。
( ただし Watson を利用する RPG サンプルではメンバー登録の必要はない。)
https://console.bluemix.net/catalog/services/discovery
右上の「登録」をクリックすると次のメンバー登録画面が表示される
メール・アドレスとパスワードを入力するとメンバー登録することができる。
ただし登録後、30 日以上活動がないとメンバー登録は無効( EXPIRE )となる。
次回から説明する Watson の利用では必ずしもメンバー登録は必要ない。